2016/02/18

私が選ぶ映画リスト vol 1「赤毛のアン」

私が、今まで見た映画や、読んだ本、聞いた音楽の中で、
印象に残った作品や、私の人生に大きな影響を及ぼした作品などを一つずつ紹介していこうと思います。
もしよろしかったら、お付き合いくださいませ。



「赤毛のアン」(1986年)
監督:ケヴィン・サリヴァン 原作:ルーシー・モード・モンゴメリー
脚本:ケヴィン・サリヴァン、ジョー・ワイゼンフェルド 撮影:ルネ・オオハシ 音楽:ヘイグッド・ハーディ
出演:ミーガン・フォローズ コリーン・デューハースト リチャード・ファーンズワース パトリシア・ハミルトン

この作品は、誰もがしっているルーシー・モンゴメリー著作の「赤毛のアン」を映画化したものです。
原作を読んだ後に、映画化されたものを見ると、がっかりする人が多い中、この作品に限っては、
原作よりもむしろ映画のほうが好きだったという観客もおおいのではないでしょうか。
映画は、カナダのプリンスエドワード島の美しい雄大な景色を映し出しております。
配役も、これ以上のベストキャスティングはないのではと思われるほど、茶目っ気のあるアンを見事に演じたミーガン・フォローズの素晴らしい演技は、多くのファンを生みました。

アンは、少し気難しい年老いた兄弟に孤児院から引き取られていきます。
毎日をいとおしみながら、周りの人たちと、心を交わしながら、自分の過去に卑屈にならずに、前を向いて明るく生きて行く彼女の姿は、多くの恵まれない環境に生まれた人たちの希望の光となったことでしょう。
どんな時も、ユーモアを、夢を持ちながら、生きる。。。
アンは、たびたび「あんたは、夢見がちだよ」と引き取られたおばさんに叱られます。
しかし、孤児院で育った彼女は、夢見ることでしか生きてこられなかった現実がありました。
想像を膨らませて、その中で生きることのほうが現実を生きるよりも素敵だった。。
彼女のバックグラウンドをみると、夢見がちな人格を形成せざえるおえなかった環境が伝わってきます。
しかし、彼女は、引き取られた家庭で愛を受け取り、友達にも恵まれ、人並みの生活を送り始めていくうちに、足を地につけながらたくましい女性と成長していきます。
孤児院そだちでも、親から捨てられた子供時代をすごしたとしても、しみったれてない
その姿が、世界中の「赤毛のアン」のファンの心を揺り動かし、勇気と夢を与えてくれたのです。
そう、だからアンは、永遠の赤毛のアン。

わたしも、何を隠そう、「赤毛のアン」に、勇気と夢とワクワクをもらったファンの一人です。
ぜひ、子供から大人まで見てもらいたい作品の一つです!
そして、音楽もまたこれが素敵なんです。壮大なカナダの自然と美しさを感じさせる優しい音楽。
久しぶりに聞いてみると、またいいですね。
わたしが映画を見たのは10歳ごろでした。当時の私にとって海を越えたはるか遠い美しい島
プリンスエドワード島は、夢のような世界でした。そこに生活する自分を想像してみたりしたものです。夢見がちな私の性格は、もしかした、アンゆずりかもしれませんね。
音楽や、映画のワンシーンを見るだけで、ぐっといろいろな思いがこみ上げてくる。。。
思春期に、夢や勇気をもらえる映画や本に出会えることは、人生の財産ですね。




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