2014/02/24

2月も後半

さて、日本からスペインに帰国して約1ヶ月経とうとしていますが、
今回の日本帰国は大変意義深いものになったと、こちらに戻ってきてから、さらに感じております。

前回のブログにも書いたように、里帰りは、普段忘れていることに気づかされたり
今までお世話になった人たちの再縁を築けたりなど、本当に大事なものだと思います。
日本国内に住んでいても仕事が大変で、なかなか実家に戻れていないという友達の話もよくききます。
せめて、1年に一度二度は、ご両親の顔、お世話になった方々、お友達の顔を見ることによって自分の今いる場所を再確認していただけたらなとおもいます。

さて、今回の日本帰国前の最後の数日は、東京で過ごしました。
母も横浜にいる母の姉にあうために、私と一緒に東京に行きました。
おばとおじに、何十年ぶりに一緒に顔を合わせることができ、横浜の山下公園を散歩できたことは、すばらしい思い出になりました。
そして、15年以上も付き合いのある縁ある友達にもあえて、東京でお世話になった方々にもあえて、本当に本当に幸せでした。
私が外国に出てしまったせいで、薄れかけていた縁も、またこの再会をもとに、絆が強くなったように思います。
これが、私が18歳から26歳まで8年間お世話になった人生大学です。
その名も東京人生大学!!東京という名の人生大学を今は亡き父の仕送りのお陰で卒業することができました。本当にその8年という月日は、濃く、渋く、そしてパンチのきいた、すばらしい日々でした。
卒業証明書は、一生付き合っていける友達ができたということでしょうか。。
この街なくして、今の私はありません。。。でも、忘れてはいけないのは、親があってこそ、東京に出られたということです。
東京都庁屋上に初めて上りました。

日本という国に生まれて本当によかったと思います。
先日、東京都知事選がありました。わたしは、投票することができなかったので
何も口出しすることはできませんが、私の役目は、日本はどれだけすばらしい国なのかということを気づいてもらえることかなあと思います。
日本の外に出て初めてきづく、日本のすばらしさ。。。
何がすばらしいか?と問われるならば、
誰が見ていなくても、自分が納得するまで一生懸命に物事に取り組む日本人の姿勢でしょうか。。。
一言では言い切れません。
これから、世界は、さらに縮小されていくとおもいます。
若いときに、外国にでて自分の生まれた国を客観的に見ながら、やはり世界は一つだという
地球人である意識を持ちながら他国と仲良く生きていけたらと理想だなと思うのです。

生まれてくる家庭、生まれてくる場所は生まれる前に自分で決めてくるといいますが、
私は、どれだけ前世によきことをしたんでしょう。
だって、こんなすばらしい国に生まれることができたんですもの。。。
日本をまた出国して空から見えた富士山です。。きれいでした。

2014/02/06

里帰りとは(鹿児島編)

私のブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは!

今回は、2ヶ月ぶりの久々のブログ更新となりました。ごめんなさい。
実は、年末から1ヶ月、日本に里帰りをしました。
鹿児島に1ヶ月、東京に3日間。
年越しを日本でするのは、3年ぶりでした。
本当にうれしかったです。こうして日本に帰れたことに心から感謝です。。。
そして、桜島は、いつもと変わらない姿で私を待ってくれていました。。
ありがとう、桜島。。
 


マドリッドに戻ってまもなく一週間がたとうとしておりますが、こちらに帰ってきて
会う友達に「Te han sentido muy bien las vacaciones eh!」といわれました。
直訳すると、休暇があなたにとって良かったみたいね。という感じで、
要するに、ずばりいいたいことは、
「いい顔してんじゃん!」ということです。(かなり私流の訳ですけど。)
それをいわれると、なんだか照れるような。。でも、嬉しいです。
そして、実はなぜそういわれたのかも自分で分かるんです。

この1ヶ月は、決してのんびりしていたわけでもなく、むしろ肉体的には、ハードスケジュールでした。マドリッドにいるほうがずっと自分の時間も、ゆっくりすることもできるのです。
ということは、いい顔しているのは、肉体的に休んだわけではないということが分かります。。

それでは、里帰り(ある意味、私にとって旅です。)によっていい顔になった理由は?

それは、普段のルーティンから離れることによって、得られた大きな二つの理由があるからです。
一つ目は、自分の生活や、住んでいる場所が客観的に見ることができ、自分の本来の芯の部分に戻ることによって、本当の自分の顔に戻れるということ。(いい顔になるとは、外的美しさが増すことではなく本来の自分に戻ることが、一番しっくりのくるいい顔になるということ。By ゆりか論)
もう一つは、思いもしない出会いがあるということ。それは、人だったり、物だったり、風景だったり。

私の今回の里帰り(旅)は再生という名の自分との出会いでした。


子育てを始めてちょうど2年経ちました。最初の1年目に比べるとずいぶん、気持ちも、肉体的にも楽になってきたのですが、子育て、仕事、家事、この三つにおわれて時間との勝負だったということに、ルーティンを離れることによって気づかされました。
いい意味で、無我夢中。無心。無欲。
悪い意味で、自分のことは後回し。女性であるのに身だしなみも適当。

日本滞在最終日、成田空港で飛行機の待ち時間、本屋によって久しぶりに雑誌コーナーをぶらぶらしていました。ふと手にとってみた雑誌「Very」。雑誌の中には、子育て、仕事、家事、わたしと同じ事をしながらも、女性らしさを大事にして美しさを表現している方たちがたくさん特集されていました。へえーっ!私の率直な感想です。
心がけ次第では、いつも美しい女性で、母で居続けることができるんだー!わたしは、なんて面倒くさがりやだったんだと反省しました。それと同時に、こんなに輝いているママたちが日本にはたくさんいるんだと嬉しくなり、勇気をもらいました。
ふむふむ。勉強になります。

生きるとは!
心も、この身体も生き生き輝くこと!
Let's enjoy our life!!!!
人生をたのしもうじゃあーりませんか!喜びをたくさん分かち合いましょう!
辛いことも分かち合いましょう。みんなで人生をシェアしていきましょう!
楽しく生きることのキーポイントは、共生だとおもいます。共に生きる。

今日も長いブログを読んでくださって本当にありがとうございました。

ゆりきーた













息子と甥っ子、重富海岸にて