2014/10/24

出会った人が運命の人

先ほどフェイスブックの投稿をみながら、
翻訳家の山川絋矢さんの記事に目が留まりました。
https://www.facebook.com/toshi.yamakawa?fref=nf

山川絋矢・亜希子ご夫妻の数々の本の中に、「出会った人が運命の人」という一冊があります。

実は、大変光栄なことに私とパートナーとの出会いも、この本の一章に登場させていただいているのです。
事の成り行きは、初めてご夫妻にお会いした際に、
「百合香さんは、どのようにしてスペインにくることになったのですか」と聞かれたことがあるのです。
「好きな人を追いかけてきたんです。でも、その人には思い切り振られました。」
恥ずかしかったのですが、ご夫妻に私のスペインへ来るきっかけをお話したことがありました。
それが、まさかこんな素敵な本に登場させていただけるきっかけになるとは!!!
ぜひ、皆さんにも読んでいただきたい一冊です。

出会った人が運命の人。
人生においてどれだけの私たちは出会うんでしょうか。
まず、産み落とされると同時に、母親をはじめ、その場に立ち会ってくださってお医者さん、看護婦さんたち、そして、父親、家族、親戚と、人は人に出会っていきます。
その一人一人の全ての人たちが、自分の命の始まりに関わってくれた大事な運命の人たちです。

子供のとき、しかられたりすると、もっと優しいお母さんが、お父さんが、欲しかった。。
そう思ったりするのも、子供にはよくある心理です。
いえ、子供だけではなく、大人になっても、親を兄弟を許せない人もいるかもしれませんね。
私事ですが、いつのことだったでしょうか、父の生前、口論になった際に、
「もっとちゃんとしたお父さんが欲しかった。こんなお父さんなんかいやだ。」と父に言い放ったことがありました。
気性が激しく、あるときは怒鳴り散らすような父が、私の放った言葉をきいた瞬間、悲しい目をしたことを今でも覚えています。
運命の父親に言うべき言葉ではなかったと反省しています。。。
父は、一度たりとも、お前のような娘は要らなかったといったことはありませんでした。

親子として生まれてきた運命、兄弟として生まれてきた運命。それをすんなり受け入れることで、どれだけ家庭が幸せに平穏になれるでしょう。
どんな親でも、どんな兄弟でも、まずはその運命を受け入れることが大事ではないでしょうか?

わたしも、完璧な娘ではないし、完璧な母親でもない、そして完璧な姉ではない。。。かもしれない。
でも、人と人との出会いにおいて、完璧になる必要なんてそもそもないのかもしれません。
ただそこに存在するだけで、人はすばらしいのだと思います。
「出会った人が運命の人」
どうぞ、お手にとって読まれてくださいませ。。
あなたの目の前にいるその運命の人がますます大事な存在として輝きだすことでしょう。。




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