2011/09/24

夏休み 南編

La perra Laila nos esperaba en la puerta dela finca.


テネリフェで私たちをお出迎えしてくれたのは、一匹の優しい番犬ライラおばさんだった。

スペイン首都マドリッドから飛行機で約2時間半。アフリカ大陸の西に位置するスペイン領のカナリア諸島の一つテネリフェへ私たちは到着した。
今回の旅でお世話になった場所は、友人アルバロのおじいちゃんが経営している農園。
広大な土地には、マンゴ、バナナ、パパイヤの農園と素敵なコテージが建てられていた。
決してゆりきーたが航空写真をとったわけじゃありませんよ。
航空写真を写真に収めただけです。

La finca 


テネリフェは1年中温暖気候。26度前後。暑すぎもせず、夜は、涼しくエアコンも必要なし。
同じスペインでも、北は、雨ばかり。南の島は、常夏。
まったくもって贅沢で恵まれた国だ。

La igresia de tenerife. Es distinta con las de peninsula.
教会までトロピカル。やはりここはヨーロッパではないと感じさせる風景。

El mar de tenerife. Joo. he venido hasta muy lejos...

 ここは、西の果て大西洋のど真ん中。
 東はアフリカ大陸。えらい遠いところまできたもんだ。
  
これは私たちの朝ごはん。 朝から新鮮なフルーツを頂くことほど贅沢な朝食はない。マンゴに、パパイヤ、バナナ、そして、サボテンの実。 マンゴには、雄と雌があって、これは、雌のマンゴ。甘くて、繊維が少なくて、最高だった!!!こんなマンゴには、出会ったことがないほど美味しかった。アーメン、南無阿弥陀仏、感謝。感謝。。。これを、室内じゃなくてコテージ内にある室外中庭で食べるんだから、それがまた幸せ。。私は、本当に恵まれている。

En el patio nos lo pasamos genial. Hemos jugado bingo.

6日間の滞在は、毎日がゆっくりとすぎていて、持参した一冊の本をゆっくり読んだり、農園を散歩をしたり、みんなで海に出かけたりした。
今回は、合計8人での夏休み。そんな大勢で旅行にでかけるのも修学旅行ぶりなものだから、いい大人の私たちが6日間も一つ屋根の下で気を使いすぎずやっていけるかしらと思っていた。
だが、みんながそれぞれのリズムを大切できた。

Con el miembro del viaje. Nos lo pasamos genial !!


今回のビックイベントの一つは、世界遺産に認定されているテイデ火山に行くこと。
私は、鹿児島生まれだから桜島火山を見ながら育った。
テイデ火山のスケールは、もちろん、桜島よりも大きいが、この景色、色を見たときに故郷に戻ったような錯覚を覚えた。桜島と阿蘇山のカルデラをあわしたような雰囲気かな。でも、乾燥地帯で向こうから馬にのったインディアンが出てきそうな雰囲気もするし。
何せパワーがものすごく強い場所だった。

El famoso teide. Me imprecionó muchisimo. Este volvan tiene muchisimas energia positiva.

果てしなく続いているかのように。。。
この山は、人間の歴史を見てきた。いや、人間の歴史が始まる前から存在していた。
私たちって何だろう。私って誰だろうともう一度自分に問いかけたくなった。。。 

El camino se hace andar....jeje



6日間の旅の終わり。番犬ライラが少し寂しそうに私たちを見送ってくれた。。。

Laila nos despide... Adios Laira hasta otro día..

 今は、リタイアして95歳になるアルバロのおじいちゃんへ、
これだけの農園を所有するのは生半可なことではなかったはずだと存じます。こうして世代を超えて私たちがお世話になることができたのもあなたのお陰です。素晴らしい夏休みが過ごせました。素晴らしい思い出ができました。最高のプレゼントをありがとうございます。